国防女子が行く
「国防女子が行く」川添恵子 ビジネス社
サブタイトルが、なでしこが国を思うて何が悪い
著者は川添恵子としていますが、川添恵子、葛城奈海、赤尾由美、兼次映利加の四人の座談対談、二人、三人、四人の編成で、章を分けて行っています。
序章、愛国女子の履歴書
一章、女子が考える国防
二章、経済から考える国防
三章、国防女子の教育提言
四章、メディアの罪と罰
五章、”日本の生命線”沖縄の異変
それぞれ馴染みのある内容ですが、五章は衝撃でした。
中国から沖縄に手が入っている。反対運動の主体者は沖縄住民とは限らず、本土からのプロの移住者だ。資金がどこから出ているのか調べるべきだ。
彼女らは、根っからの「右翼」ではなかったのです。
高校生時代は、朝日新聞と同じ思考様式でした。疑問が湧いて、突き詰めると「右翼」に成長して行ったのです。
赤尾由美は別もの、愛国党の赤尾敏は彼女の叔父で、右翼思想は家族共有のものです。
10年前なら、この本は大ヒンシュクものでしょう。
今や、朝日・岩波思考はゆらいでいます。
今の時代なら世間の納得を得られるものと思います。
対談の本ですからね、思考を深めるより、同感できるのはどこか、を探るための本です。
ストレートな右翼本ですが、市民権を得て抵抗感は消えました。
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