世界に冠たる中小企業
「世界に冠たる中小企業」黒崎誠 講談社現代新書
著者は時事通信社出身、現職は帝京大学経済学部教授。
ここに出てくる社名は世間では無名の会社です。
第一章、「伝統技術」を活かして世界を統べる--
--「トヨタを目指すつもりはない」企業など五社
マルト長谷川工作所=ニッパー
ヤナギヤ=スリミ製造機
阿波スピンドル=織機のスピンドル
ユミックス=金型
KTX=電鋳技術(ポーラス電鋳)
第二章、「専門分野に特化」が成功のカギ--
--「値引きしてまで売らない」企業など五社
東海バネ工業=特注品バネ
東光舎=鋏
武州工業=金属パイプ
ホンマ・マシナリー=大型工作機械
安田工業=精密工作機械
第三章、「超先端技術」を武器に世界に挑む--
--「国内市場の嫌がらせにも屈しない」企業など四社
北野精機=実験装置
アールエフ=歯科医師用のワイヤレス口腔内カメラ
エリオニクス=電子線三次元粗さ解析装置
TGC=超精密鏡面加工
第四章、大手が参入できない「ニッチ市場」を制す--
--「管理部門なんていらない」企業など六社
メトロール=機械式精密位置決めスイッチ
大地農園=プリザーブドフラワー(みずみずしいドライフラワー)
ニッコーム=電力抵抗器
湖北工業=コンデンサリード線端子
オハラ樹脂工業=エンプラ(エンジニアリングプラスチック)
秩父電子=フォトマスクリサイクル研磨
第五章、ノウハウを活かした「業態転換」で勝つ--
--「心臓部は中国に移さない」企業など四社
アンテックス=大型旋回ベアリング
高林製作所=航空機部品
東南産業=チタン金型
シグマ=エンプラ(エンジニアリングプラスチック)
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