「でんでら国」平谷美樹 小学館
奥州外館藩、南部藩の外領のような内領のような、半独立の藩がある。
数年前、飢饉の時、大平村は決まりの年貢を納めた。減免の願いを出すことなく素直に納めた。
隠田があるに違いない、摘発せねばならぬ、と方針を決めた。
大平村では、年寄りが60歳を越えると、でんでら野に行く決まりがある。実際に出て行く。
実は、でんでら野の奥山に理想郷があるのだ。そこに住む年寄りたちはでんでら国と呼んでいる。
藩は隠田を摘発すべく人を送り込んだ。
ここからは、藩とでんでら国との攻防が始まる。
どうのように隠し、どのように暴くか、それがお話しです。



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