尾道坂道書店事件簿
「尾道坂道書店事件簿」児玉憲宗 本の雑誌社
尾道が発祥の書店、啓文社の書店員の本です。
坂道篇、闘病篇、尾道篇、書店事件簿篇に分かれています。
闘病篇では、癌で脊髄が侵され、車いす生活を余儀なくされる次第を書いています。
ここは読んでいてツライが、他の篇では、地元でもあり、好感が持てます。
ただし、我が街には啓文社はない。でも、ロードサイドで啓文社は知っています。
とりわけ、書店事件簿篇が面白い。
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