警察(サツ)回りの夏
「警察(サツ)回りの夏」堂場瞬一 集英社
日本新報甲府支局の若手記者が主人公、ぼちぼち本社へ転勤があろうかという年台です。
警察(サツ)回りをやっていて、有力情報を得た。功名に逸って裏付けを取らずに記事にしてした。
誤報だった。
お詫び記事を書いた。
ネットは沸騰した。新聞社への抗議の電話も多数にのぼった。
誤報に至るまでの経過を明らかにする検証記事を出した。それでも世間は納得しなかった。
社外の人物で構成する調査委員会を立ち上げることにした。
このあたりから、甲府支局の問題ではなく、新聞社社長や編集局長が主人公に変わってくる。
警察OBの代議士が黒幕であることが明らかになる。
代議士の狙いはメディア規制、山梨県警を使って落とし穴を仕掛けたのだ。
ここから先はネタバレになるから、ここまで。
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