「神坐す山の物語」浅田次郎 双葉社
かみいますやまのものがたり、そう読み下してください。
時代は戦争が終わった頃、東京郊外の御嶽神社の神主一家のお話しです。
祖父祖母の話も出てくるから、明治大正の時代にまで遡るお話しもあります。
みんな霊にまつわるお話しです。
神社には幽霊は出てこないが、御霊は普通にある場所です。
ちょっと読みにくい、2ページめくっては本を閉じ、また2ページめくっては本を閉じる。
現代のお話しなら成り立たないようなお話しが、終戦後、明治大正の頃なら、あっただろうな、と思わせる時代です。
七編の短編集です。ひとつひとつが極めて読みにくい。流し読みしにくい語り口です。
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