無料ブログはココログ

« 冥王星にサイセッキン | トップページ | Nortonの警告 »

2015年7月15日 (水)

東京帝大叡古教授

「東京帝大叡古教授」門井慶喜 小学館
時代は明治、日露戦争が終わって戦争処理を談判している頃ですね。
熊本五校から東京帝大宇野辺叡古教授を頼って上京した。
名前を阿蘇藤太と決め付けられてしまった。
目の前で人が死ぬ。連続して三人の教授が殺される。
七教授殺人事件が始まるのだ。
国民新聞の徳富蘇峰が関係して話しは絡まってくる。
ロシアとの講和交渉で膨れ上がる戦勝気分と、現実の国際情勢の冷徹な読み合いが求められるのだ。
このお話し、探偵小説、推理小説として読んではいけない。
明治後期の雰囲気を味わうお話しとして読むべきなのだ。
巻末で阿蘇藤太の名前が明かされる。重光葵、おとぎ話が現実味を一挙に帯びてくる。

読書メーター

広島ブログ

« 冥王星にサイセッキン | トップページ | Nortonの警告 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 冥王星にサイセッキン | トップページ | Nortonの警告 »

最近のトラックバック

2020年5月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31