「セシューズ・ハイ 議員探偵・漆原翔太朗」天祢涼 講談社
衆議院議員の父が亡くなって、息子が世襲で衆議院議員に当選した。
雲井進は先生の秘書から息子の秘書へと横滑りした。
どうもこの息子、出来が悪い。
失言はするし、人間観察が甘い。
秘書から見ればそうでも、実は、このおぼっちゃん、かなり賢い。
目の付け所が鋭くて、巧みに落とし穴を避けて行くのです。
第二話、勲章、後援会の大幹部が勲章を欲しがる。
とても勲記に値する人物ではないのです。
見事に諦めさせる、その手際のええこと。
一話から五話まで、独立したお話しですが、連続したお話しです。
最後に、国会議員を止めて東京都知事に立候補する、次回作まで予告しております。



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