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最後の民家を過ぎて谷の奥に入って行く。割と楽な傾斜だなと安心していたが、登り切るあたりで傾斜が強くなって、降りて押さなきゃならなくなった。
切り通しを抜ける。ここが亀谷峠かと思ったが、まだまだ先へ傾斜が続いている。
林道の四差路に差し掛かる。どっちへ進むか迷ったが、ここは直進してみよう。直進の道は登りの道だがたぶんこっちだろう。
右へ進む下りの道は、帰って地図で確認すると中三坂トンネルの北へ出る道だった。
次の切り通しのところへ出た。ここが亀谷峠、島根広島の県境なのだ。峠の北側にはゴミ捨て厳禁の邑南町・川本警察署の看板がある。峠の南側には、案内はありません、あればええのに。
背伸びして腕を突き上げて広島県側の谷の写真を撮る。雪が積もってススキが倒れて視野が広がるとええ景色だと思うよ。今、今はススキが邪魔してあまり見えない。
広島県側のほうが傾斜がむちゃくちゃ強い。亀谷峠を逆に登ると、こっちからのほうが楽ではないよ。
集落が見えてきた。宮迫の集落なのだ。小字名が磐門。入り際の集落は宮迫だが、道と並行する川の名前が岩戸川、集落名が岩戸に変わるから、まぁ、そういうことなんです。
編集が終わりました。
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これはその中の一部分を抜書きしたものです。
全体の姿は下のリンクから見てみてください。
http://sherpaland.net/bike/2015/bike-150929-kenkyo_kametani/bike-150929-kenkyo_kametani.html
意味合いは四面四角、几帳面、そのようなことです
杓子とは飯をよそう杓子のことでしょ
意味不明だな
検索してみました
杓子の曲面を定規にして直線を引くことを指しているのだそうです
それは喜劇だわ
でも、杓子定規の語感には、大真面目、厳格がこもっていて
そのようなユーモア、喜劇の要素があるとは思いもよりませんでした
意味が転換したのじゃないかしらね
尺子定規、漢字をこのように脳内転換して、杓子定規を捨てたのではないかしら
わたし、直線と思っていました
本来の意味は、なんぼ曲がっていてもそれでも直線、これが本意でした
本来の意味でこの言葉を使うひとは少数派だと思いますよ
ひょっとして、多数派かもしれない、わたしだけが間違っているのかもしれない
IE11でのことですが
[このページのスクリプトでエラーが発生しました]
この文言が頻発して、うっとおしいです。
思い付いて、Javaの更新をしてみました。
更新完了
[正常な設定です。
推奨バージョンのJavaがインストールされています (Version 8 Update 60). ]
あちこちザッピングしてみましたが、悩みの種は解消されてはいません。
数が少なくなったようには思いますが、エラーの発生が消えたわけではありません。
追記
スクリプトのエラーというポップアップ
昨日の午後から起きなくなりました。
ネットニュースのページで頻発していました。
わたしのとこだけなら、自分だけの問題ですが
世間一般では、そんな事態は起きなかったのでしょうかね。
一週間ほど、悩ませて消えた、そんな経過でした。
舗装路は地道に変わって来た。ここまではたんぼがあるから舗装してあるのだよ。
道は下がって行く。谷に沿って下って行く。
GPSにウェイポイントを登録しているんですよ。ポイントに接近して来た。もうこのあたりで林道から山に分け入ったほうがええんじゃないかな。
谷を埋めて道が盛り土になっているところ、水源かん養保安林の看板のあるところ、谷ではないが、雨の流路で土が穿たれているところ、これだけ語れば、場所がどこかは判るでしょう。
林道から見ても、赤いテープ標識は見えている。今までこんなにはっきりと案内の合図はなかった。ここで間違いないぞ。
続いて赤い目印が目立っている。うむ、この道で間違いない。
さいわい、谷は疎林で、邪魔になる梢枝葉はない。谷の真ん中を歩いているのにこんなにスカスカなのは滅多にあることじゃないよ。稀なことだと感謝しなくちゃ。
古い杣道に出会った。歩いて行くうち、道が下り加減になってきた。ここらあたりで山腹に取り付いて頂上へと進まなきゃならないだろう。
やはり疎林なのはありがたい。軽く左右に避けるだけで進んで行ける。
ここが猿が馬場の頂上、切り開きがもっと広いと期待していたんですよ。馬場というからには相当広いと思うよね。
集落で二人出合った。二人とも[さるがばんば]とは言わなかった。[さるがばば]と言っていた。猿が婆と漢字を当て嵌めればお似合いだよね。
頂上の広さは、狭さは、猿が婆のほうがしっくりとくるね。猿が馬場とは見立てが大袈裟だよ。
さて戻りましょうか。
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これは一部分の抜書きです。全体の姿は下のリンクからお出で下さい。
あれ、[このページのスクリプトでエラーが発生しました]
このフレーズが繰り返し出て、邪魔で邪魔で始末に負えません。
[このページのスクリプトでエラーが発生しました]この文言で検索してみました。
対策は下のどちらか
閲覧しようとしているページのスクリプトに問題があるか、
インターネット一時ファイル(キャッシュ)が破損している可能性があるか。
まずはキャッシュを削除する
1.Internet Explorerを起動
2.ツールバーから[インターネットオプション]を開く
3.[閲覧の履歴]にある[削除]ボタンをクリック
4.[インターネット一時ファイルおよびWebサイトのファイル]にチェックを入れ、[削除]ボタンをクリック
5.エラーが発生していたページにアクセスし、問題が解消されているか確認する。
これで問題は、解決したり、しなかったり、半々です。
これでも問題解決しないので、検索で案内するほかの方法で、本気になってトライしみました。
なんぼやっても解決しないページは存在します。
ネットニュースのようにリンクページが多いところ、いっぱい広告をぶら下げているところ、あるいはそれが原因かもしれません。
もともとタチの悪いページと、諦めたほうが賢いみたい。
ネット全体の中のわずかな部分ですからね。
別の方法もあります、IE11だけで開いているからストレスがつのるのだ
Google Chromeで開いてみる、こういう手もあります
わたしの場合、これで問題は解決しました
この坂の下りに県境があるのだ。この周辺の県境は不自然なんですよ。
長瀬川が流れているのだが、ここから長瀬川下流で江の川に合流する、この区間はおおむね川が国境として機能している。
江の川合流点近く、ここでは安芸が石見に食い込んでいる。ここから西側、そこでは山の尾根が国境として機能している。
去年の3月、地図を眺めていて、県境はたいがい尾根で分けるのに、長瀬川が県境になっているのに気が付いた。江の川の合流地点から長瀬川の源流付近まで自転車で踏破してことがあります。
石見銀山は有名だが、ここにも銀山があったのだ。久喜大林銀山の里として銀の採掘があったのだ。石見銀山が掘り尽くした後でも、ここの銀山は採掘し続けたのだそうな。
観光看板があるのは往時の口くち番所跡、ここに座り込んでコンビニおにぎりを食べることにした。
道ばたに座り込んでいると、自転車乗りは通って行くし、近所のおばちゃんがどこから来んさったと聞いてくるし、もぐもぐ口を動かして注目の的だったみたい。
さて、引き返そう。
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これは一部分を抜書きしたものです。
全体の姿は、下のリンクからたどってみてください。
http://sherpaland.net/bike/2015/bike-150921-kenkyo_kuriya/bike-150921-kenkyo_kuriya.html
中国で地方の役所が自分のことを政府と名乗っているので、なんだか奇妙、と思っています。
日本では、政府と名乗れるのはひとつだけで、他は地方自治体と名乗っています。
ウィキで見ると、日本のほうが特殊で、city government、市政府(中国では)これが世界基準なんだそうです。
へぇぇ、日本のほうが特殊なのかい。
そう言えば
江戸時代は藩政府、藩政庁という言葉がありました。
かっては幕府に歯向かう勢力ではありました。
それを教訓にしたのか、廃藩置県で「政府はひとつ」これを強力に推し進めて行きました。
県知事の英語名は governor ではありますが、government の代表と言われると
そこは名ばかりのような気がするんですがね。
government governor というと、さぞかし大きな権力を持っているだろうと思うのですが
現実はどうかな。
>
尾根を進んで、頂上はもっと先だった。何度かコブを越えて、大掛山の頂上に到着した。
千代田の盆地が眼下に見えている。通信塔のある山が正面にあるが、猿喰山だろう。時計の1時の方向に見えるのは犬伏山だろう。その背後に頭を出しているのは三瓶山だろう。
帰ってから、カシミールで大掛山から三瓶山の見通しを確認してみました。ちゃんと見通せる。そうなのだ、あの山は三瓶山なのだ。
引き返そう。尾根から山腹に曲がるポイントで出し抜けな感じがあるのですよ。曲がるポイントにテープ、リボンがあるが、リボンが無ければ通過してしまうよ。オシャベリに夢中で行き過ぎないようにね。
鞍部に降りて、さて、そのまま下ろうか、小掛山大掛山分岐のところまで進もうか。考えた末、行ってみよう。
何度もコブを登ったり鞍部に降りたり、けっこう体力を消耗します。
平らな岩があって、この先はどんと下っている。たいぎぃのぉ。小掛山大掛山分岐のところまで進んでも、また引き返さなきゃならない。
お殿さまの「大儀である」は褒め言葉であり、ねぎらいの言葉です。ポジティブです。広島弁の「たいぎぃ」はネガティブです。共通語の、やんなっちゃった、やる気が出ない、と同じ意味です。
山に登るのに、たいぎぃは禁止語だぜ、たいぎぃのなら、そもそも山に登らなきゃええのに。
それでもたいぎぃ、引き返そう。
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全体の姿は、下のリンクをたどってください。
行方不明と漢字を引き出すのに、[いくえふめい][ゆくえふめい]どっちでしょう。
答えは、[ゆくえふめい]です。
嘘だと思ったら、ひらがなで入力して転換してみてください。
[嘘だと思ったら食べてみてください]マルちゃん正麺のCM口調で言ってみてください !(^^)!
発音すると、大概の人が[いくえふめい]と発音します。
文字に書くなら、[ゆくえふめい]昔々はこのように発音したんでしょうね。
その当時の正書法が未だに守られているのでしょうね。
いろいろ調べましたが、国の指針は明示されていないようです。
禁止事項はないようです、好きなようにしなさい、ということ。
ということは
マイクロソフトIMEが、×いくえふめい ○ゆくえふめい、と仕様を決めただけのことです。
インストールしていませんが、ジャストシステム一太郎の見解を聞いてみたいところです。
国勢調査で家族の姓名を記入する欄ですがね
ちゃんと戸籍登録している文字であるのにもかかわらず
[入力禁止文字を入力しないでください]
なんちゅう偉そうに、わたしもムッとしました
ひらがなで入力しないと受け付けてくれません
ニュース記事で、R25
【国勢調査「名前入力できない」続出】
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=29&id=3620572&from=home&position=2
ここにもあるように、名前を変えて記入しないと前に進めないのは
なんとかならないものでしょうかね
[文字が認識できません、当方の落ち度です、ひらがなで記入してください]
このように添え書きしてくれませんかねぇ
色の問題なんですがね
マンセル記号、カラーチャートで指定するほどの厳密なお話しじゃありません
会話の場合や、文章に書く場合など、黄色という言葉の出現頻度が少ないように思えるのです
多くの場合、オレンジ色と表現してあることが常態のように思います
検索で、黄色とオレンジ色とを引き出して、比較してみてください
かなり色合いに違いがあるのがわかるでしょ
どうしてこうなったの、それはね
語感で言うと、黄色という言葉は手垢が付いてしまったのかもしれません
オレンジと言う方が新鮮な感じがあるのかもしれません
オレンジ色と橙色が同じだと言っても、橙色は好まれません、オレンジ色のほうが優勢です
最初にお断りしたでしょ
マンセル記号、カラーチャートで指定する問題じゃないのです
イメージというか、好ましい言葉というのがあるのです
言葉ではオレンジと言っていても、頭の中の色合いは黄色を思っているのかもしれません
そこでプロは色見本で確認を取ります
言葉の遣り取りだけでコトを進めると、大きな間違いがあるかも知れないからです
県境シリーズ、王貫峠、俵原越・大峠越、それに続けましょうか。
今度は島根県広島県のメイン、赤名峠を行こう。
道の駅ゆめランド布野、ここから出発して、赤名峠を越え、島根県側の道の駅赤来高原まで行って、そこで引き返すことにしよう。
無料の高速道路松江道が出来て、自動車の往来はうんと減ったんですよ。わたしだってそうだ、去年の8月にこの道に来ただけで、島根県に行くには全部無料の高速道路を使うもの。
布野にコンビニが2軒あったんですよ。いつの間にか1軒が潰れてしまった。建物も壊して、まっさらの更地になってしまっている。気の毒だが、環境の変化なんだよね。
三次市役所の布野支所を横に見て、通り過ぎる。
便坂トンネルの分岐を過ぎて、野谷が深く刻まれている。この谷が石見銀山街道の道なんですよ。ここから入って行くんだが、前に自転車で通ったのだが、あれは自転車向きではないね。草に覆われていて歩いた方が堪能できる。
幸トンネルがある。旧道がある。そっちを進もう。
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これは出だしの部分を抜書きしたものです。
下のリンクをたどって、全体の姿を見てみてください。
http://sherpaland.net/bike/2015/bike-150911-kenkyo_akana/bike-150911-kenkyo_akana.html
ノートPCなら電池内蔵だから、停電の心配はありませんが
デスクトップPCなら、アップデート中に停電したら心配です。
[もしもアップデート中に停電したら]このキーワードで検索してみました。
もう一度アップデートすれば大丈夫です、これが最初の答でした。
そんなに心配なら、UPS(無停電電源装置)を設置しなさい、ともあります。
停電すれば、ケーブルテレビ受信端末もルーターも電気が来ないじゃないか。
ひとつのUPSで三つともカバーしてくれるのか、それぞれにUPSを置かなきゃならないのか
そこはどうなんでしょうね。
停電などめったにないと決めてしまいましょうか。
停電しても、もう一度アップデートすれば大丈夫です、これを当てにしましょうか。
今まで通り、停電対策はなんにもしないことに決定しました。
たとえ停電しても、アップデート中じゃないほうが多いでしょう。
「強襲 所轄魂」笹本稜平 徳間書店
所轄魂シリーズ三作目です。父は警部補、所轄勤務、息子はキャリアで警視、これは変わりません。
立てこもりがあった。立てこもったのは、元警官、SAT(刑事部)、大量の爆弾を抱えています。
彼は過去、立てこもり犯を射殺したことがあります。
正当防衛で処理されましたが、真実の経過を曝すよう警察に要求しています。
SIT(警備部)が出張って、強行突入して射殺してしまうことを試みます。
警備・公安対刑事部の争いになります。
なぜそれほど無力化・射殺を試みるのか。
警察OBの政治家が絡んできます。
勧善懲悪、予定調和で終わります。
それでええんだよ。警察小説で悪が栄えてはとんでもないことになる。
展望台と名前があって、可部山岳会の立て看板がある。創立50周年の記念に可部峠から中倉峠まで登山路を開いた、のだそうな。
2007年から何年もかけて、伐採・下草刈・枝打ちをして、登山路を貫通させたのだそうな。そうなのか、杣道と思っていたが、新設の道と知って、これは大変だったろうとご苦労を感謝します。
ここから冠山が見えている。まさに冠の姿だね。その背後の山は堂床山なのだよ。
イワカガミ展望台に到着。イワカガミは季節ではないが、海見山が前に聳えているのが見える。
大掛山小掛山分岐がここ、大掛山も小掛山も標高は大差ないのに、名前の大小があるのは、麓に近いから大きく見える、遠いから小さく見える、そういうことじゃなかろうか。
凹地に降りて小掛湿原がある。湿原から道は離れている。そりゃそうだろうね。迂闊に近づくと埋まってしまうかも、避けるのは当然だ。
小掛山に差し掛かる。今日のコースで唯一三角点があるのだ。
山車展望台に到着、ダシと読むのではないだろう、ヤマ・鉾・ダンジリの意味ではないだろう、ヤマグルマという常緑喬木があるのだそうな、トリモチの木とも言うのだそうな。
ここからは備前坊山がよく見える。このコースの中で唯一、ここでだけ見えている。山の中に工場のようなものが見えているが、養鶏場だろう。
アセビの丘を過ぎ、三本松を過ぎる。ここで遅い昼食にする。ここまでアップダウンが何度も続く。鞍部に降りるのに遠慮なくダダ下りで、登りもきつい坂道が待ち構えているのだよ。
中倉峠に到着した。コンクリート建造物の休憩舎、トイレがあるが、薄暗くてあまり利用したくはないね。
本来なら、備前坊山を目指すのだが、もう2時半を過ぎている。前に登ったことがあるからと、言い聞かせてここで引き返すことにしよう。
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これは一部分の抜書きです。
本編全部は、下のリンクを踏んでたどってみてください。
W8.1での出来事です。
左下のウィンドウマークが効かなくなってしまいました。電源が切れなくなりました。
当然、W8.1のスタート画面にも戻れなくなりました。
最後の手段は、Ctrl+Alt+Delete
青い画面で、選べるチョイスは、ロック、ユーザーの切り替え、サインアウト、タスクマネージャー
電源を切る、という選択肢がありません。
画面全体をよく見渡すと、右下に電源ボタンがあります。
これか、あぁ、やれやれ、やっと異常事態から脱出できました。
容赦なく電源を切る、こういう方法もありますが
もしも、Winndows Update があったら具合が悪いじゃありませんか。
ここはなんとか平穏に電源を切る手順を守りたいもんです。
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私は旅館の食堂の扉に、興味深いものを見つけた。
外から中へ入るときには「引」の文字が、中から外へ出るときには「押」の文字が書かれている。
中国ではすでに本来の意味が薄れつつある漢字が、別の民族の生活の中で、元の意味のまま使われているというのは、
何とも不思議な感じがした。
(※現在の中国語では、扉を引く場合は「拉」、押す場合は「推」と書くことが一般的。
「引」は「引っ張る、引き起こす」などの意味、「押」は「抵当にする、拘束する」などの意味で使われている)
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【訪日中国人観光客「何とも不思議な感じがした」、旅館の扉に見た「興味深いもの」とは?―中国ネット】
www.recordchina.co.jp/a89812.html
recordchina での中国人記事の翻訳ですがね
ははぁ、そういう違いがあるのですか。
遣隋使・遣唐使の時代には、両者とも同じ意味・用法で使っていた漢字が
日本ではそのまま変わらず続いているが、中国では意味・用法が変わってしまった、ということを言っています。
2015年8月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3552ページ
ナイス数:97ナイス日本人ビジネスマン、アフリカで蚊帳を売る: なぜ、日本企業の防虫蚊帳がケニアでトップシェアをとれたのか?の感想
サブタイトルが、なぜ、日本企業の防虫蚊帳がケニアでトップシェアを取れたのか?住友化学工業、農薬メーカーです。殺虫剤の拡販に蚊帳を考えた。蚊帳の繊維に薬品を練り込んで、じわじわ拡散させて蚊帳に触れた蚊を倒すわけです。主人公はどんどん変わっていきます。蚊帳を製造して、スペック決めする人。WHOなどの官需で、無償でアフリカに配布するのに食い込むこと。リーマンショックで、無償援助は渋るようになってきた。民需に打って出なきゃならない。住友化学はBtoBの販売ばっかりで消費者に直接売るノウハウなどない。そこをがんばれ
読了日:8月31日 著者:浅枝敏行
武士道ジェネレーションの感想
武士道シックスティーン、武士道セブンティーン、武士道エイティーン、シリーズ最終作です。香織、早苗、どちらも大学を卒業し、桐谷道場をサポートしています。香織は師範代として、早苗は裏方として。道場主の桐谷玄明の体調が悪くなります。このままでは道場を畳むのも近い。早苗の夫、充也は玄明先生から奥義を教えてもらっている。奥義とはシカケとオサメ、古武道なのでスポーツ剣道とは大きく離れている。香織は充也から秘密の特訓を受ける。これを会得したら、道場を引き継げる、かもしれない。誉田哲也は血まみれ誉田と爽やか誉田の二系列が
読了日:8月28日 著者:誉田哲也
ヒマラヤにホテルを三つ - ネパールに賭けた男の物語の感想
サブタイトルに、ネパールの開発ヴィジョンを語る。ヒマラヤ登山でネパールを訪問し、大学は工科系だし、ネパールのお役に立ちたいと、政府の中小企業局に奉職した。工業製品ではインドに負ける、ネパールの立国は観光にある、と志すようになった。ヒマラヤ観光開発(株)を設立し、株主を募る。その資金で、ホテル・エベレスト・ビューを建設する(36才)さらに、ホテル・ヒマラヤ・カトマンズを建設。今、ホテル・アンナプルナ・ビューを建設中。妻はネパール人、国籍もネパールに移し、ネパール国土開発党を設立し、国会議員を目指す(81才)
読了日:8月26日 著者:宮原巍
田んぼアートのキセキの感想
青森県田舎館村で田んぼアートが始まりました。最初は、村役場から見渡せる正面の位置、そんなに最初から上手だったわけじゃないです。平面そのままに田植えして、出来上がれば、下半身デブのモナリザが誕生したこともあります。それ以来、遠近法に沿って、パソコンで設計図を書いて、測量して位置を指定する方式が確定しました。最大イベントは、天皇陛下皇后陛下がご覧になったことです。絵柄は、富士山と羽衣伝説、でした。村役場からでは受け入れ人数が限定されるので、道の駅近くに第2会場を設けました。鉄道は弘南鉄道、田んぼアート駅を新設
読了日:8月25日 著者:葛西幸男
ご破算で願いましては: みとや・お瑛仕入帖の感想
濱野屋という小間物屋を両親は営んでいた。深川富岡八幡宮の祭礼に永代橋が倒壊して、両親が亡くなってしまった。死後、たくさんの借銭が現れて、店は人手に渡ってしまった。お瑛は11歳、長太郎は17歳、人の情けで、二間間口の「みとや」を開いた。なんでも38文、それが売りの小商いです。なんでもかでも38文、あぶりこかな網38文、枕、かんざし38文、はしからはしまで38文。お瑛は店番が役目、仕入れは兄の長太郎がどこからか仕入れてきます。災難が次々ふりかかってきます。悲劇のお話しじゃありません。人情喜劇、そんなところかな
読了日:8月18日 著者:梶よう子
葬式組曲 (ミステリー・リーグ)の感想
5篇の中編集のように見えるが、読み通すと、1篇の長篇に構成されています。時代は近未来、政府は葬式を禁止しました。逆らって葬式を上げると葬式税をかけます。唯一、S県だけが葬式に助成金を出して葬式税を打ち消します。日本国中、どこも直葬が当たり前なのに、S県だけは葬式を行って、葬儀屋が生き残っています。1篇ごとに語り手が(主人公が)変わります。北条葬儀社の社長、3人の従業員それぞれ、喪主、火葬場の作業員、などなどです。みんな、人が死んでそこから火葬場へ送るまでのお話しです。 意外におどろおどろしい語り口じゃない
読了日:8月17日 著者:天祢涼
春や春の感想
女子高校で俳句同好会を立ち上げる。黒澤映画七人の侍のように、次々と会員を集めて行く。先行きが期待できます。狙いは、俳句甲子園。松山で行われる俳句の大会に出場すること。中学校で句会で一緒になった男の子が転校した。今でも俳句をやっていれば松山で会える。東京大会を勝ち抜き、松山の俳句甲子園で敗退したが、敗者復活戦で復活する。結果は語らない。作者は73本の俳句を披露している。習作中の俳句、都大会、本戦大会での対戦相手の俳句も作っているのだ。著作権を犯すから他人の俳句を混ぜ込むことはないだろう。全部自作で吟じている
読了日:8月14日 著者:森谷明子
私にふさわしいホテルの感想
6話の短編集、私にふさわしい○○。順番に、ホテル、デビュー、ワイン、聖夜、トロフィー、ダンス、これらの言葉が埋まります。ヒロインは、中島加代子、ペンネームを、最初は相田大樹、名前を変えて有森樹李。新人小説家です。ライバルがいます、東十条宗典、初老の小説家です。この二人、ものの弾みで不倶戴天の敵になってしまいました。トムとジェリーのような展開です。そうです、文壇での楽屋話みたいな運びです。読後感は爽やかなんですがね。爽やかにしては沈殿物が多い。どんな業界でも生き延びるのは大変だ。智慧と度胸が必要なようです。
読了日:8月12日 著者:柚木麻子
ランチのアッコちゃんの感想
第1話、弁当。第2話、移動屋台。第3話、カラオケ。第4話、屋上ビヤガーデン。全部、食べ物に絡んだお話しです。アッコちゃんとは怖い上司、お相手はぐずな部下です。わたしに一週間弁当を作れ、代わりにランチは指定の店で食べるように。第2話では会社が倒産して、アッコちゃんは移動屋台のワゴンを動かします。元部下の三智子は手伝うというか、修行する、というべきか。第3話第4話では、アッコちゃんは瞬間絡みます。ストーリー展開には関係ない絡み方。惚れたはれた、滑った転んだ、というお話しじゃないです。すべて元気の出るお話しで、
読了日:8月8日 著者:柚木麻子
ねじまき片想い (~おもちゃプランナー・宝子の冒険~)の感想
浅草の老舗のおもちゃメーカー、富田宝子はそこの社員なのだ。外部デザイナー、西島を思い詰めている。展開は推理小説、宝子が謎を解くのが小説の展開なのだ。前に読んだ「伊藤くんAtoE」にもあったフレーズだが、[押し倒せ][ぼく、処女は重荷なんです、もっと軽い方がいい]ううむ、話しの運びは上品なのに、読者になんちゅうことを推奨しているんだろう。ラスト、ハッピーエンドなのか、バッドエンドなのか、判断を読者に預けている。単なるラブストーリーじゃないところがよろしいね。サポートする脇役が多士済々で、ひとりひとりが主役で
読了日:8月7日 著者:柚木麻子
伊藤くん A to Eの感想
主人公は伊藤くん、A篇からE篇まで伊藤くんが主人公。すごい美男子で、千葉の大地主のおぼっちゃんで、生活力は全然ない。シナリオを書くことを目指している。それぞれの篇で、女性に好かれたり、嫌われたり、なんだい、そんなラブロマンスのお話しかい。段々と成り行きが変なんですよ。主人公が移って行く。後輩の今売り出し中のシナリオ作家だったり、前は売れたが、今は枯れてしまった作家だったり。読み始めは感情移入もへったくれもない、このお話し、どこが面白いんだろうと思いながら読んで行く。クライマックスになると、これは狂気だな、
読了日:8月5日 著者:柚木麻子
つばきの感想
つばきは「だいこん」という名前の飯屋を浅草で営んでいました。今は、深川で「だいこん」を営んでいます。山本一力の、心学、道学、商人の心得、心配りについて、念を入れて説いております。うっとうしい?いえいえ、むしろ快い。ここまで真っ直ぐに道を説くひとは他にいません。喜んで刻限までにおうかがいします。刻限までにおうかがいします。昨今の居酒屋の「喜んで」このフレーズがここに出てきます。「喜んで」とは、江戸の昔からあったものか、昨今の流行を援用したのか、どうなんでしょうね。松平正信により札差への棄捐令が発せられます。
読了日:8月4日 著者:山本一力
アンタッチャブルの感想
宮澤、不祥事を起こして、捜査一課から公安へ転属を命じられた。資料室勤務で、上司は椿警視、キャリアなのだが失速してくすぶっている。その椿が北朝鮮のスパイを発見して、どうやらスカイツリーの破壊テロを工作しているらしい。ここからは、椿の誇大妄想なのか、現実に事態が推移しているのか、読んでいても判断できなくなる。嘘か真か、シリアスなような漫画チックなような、訳わからなくなるところがええ。なんぼキャリアでもこんな公安はいないだろ、いや、いても不思議じゃない状況を書き込んでおります。予定調和で終わりますが予定調和以上
読了日:8月3日 著者:馳星周
読書メーター
本は読んではいませんが、本の題名を聞くだけで衝撃的な内容のようです
サブタイトルが、井上達夫の法哲学入門、ちょっとソソラレますが、まぁ、読まんでしょうね
前田敦子の[私のことは嫌いでもAKBのことは嫌いにならないでください]
これが下敷きなんですねぇ
出版社が毎日新聞出版、題名は編集者の誘導でしょうね
ちょっと本の内容から離れましょう
こんな題名の本が出版されるとは、前田敦子、大したもんだ
これが柳の下のどじょうになって、二匹目、三匹目のどじょうを誘うかもしれない
[ベジタリアンは嫌いでもベジタブルは嫌いにならないでください]
[ロマンチストは嫌いでもロマンスは嫌いにならないでください]
これなんかは、ちょっと無理があります、どっちも嫌いになります
[テロリストは嫌いでもテロリズムは嫌いにならないでください]
[ナルシストは嫌いでもナルシシズムは嫌いにならないでください]
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