「田園発港行き自転車(下)」宮本輝 集英社
北日本新聞で日曜日毎の連載でした。
富山弁が豊富に出て、ローカル色に味があります。
黒部川が黒部扇状地に広がるあたりに愛本橋があります。
それがゴッホの「星月夜」の構図とよく似ている、そのことが小説のキーになっています。
常願寺川から立山へのコースは何度も通ったが、黒部川・宇奈月温泉のコースは一度もたどっていません。
そんなに素敵な橋なら、一度は見てみたかった。
上巻の表紙は、昼間の愛本橋、女性が一人、下巻の表紙は、日が暮れてからの愛本橋、男女二人組が自転車を押して歩いています。



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