広島島根県境、瑞穂インターから来尾峠
最初はキリコキリコとペダルを踏んで谷を登って行ったんですよ。道の傾斜がきつくなってきた。これ以上はあかん。自転車を下りて押して歩こう。
意地でも、しゃっちきりでも(これは広島弁)、とことん自転車から降りない、頑張って頑張って漕ぎ続ける、これはわたしには似合いません。息が切れて、無理なものは無理だもの。
押して歩いているうち、頭上に被さるような激坂が見えてきた。
写真で見ると、大したことないように見えるでしょ、実は道は大きく迂回してはるかに崖上にあるのです。写真は真を写すと書くのだが、真実を写していない、真実を曲げているよ。
上の道に立って下を見下ろすと、どうだ、これなら。ここの激坂がどの程度のものか納得できるでしょ。
ここで最後の民家があって、ここから先には電線も電話線も延びてはいない。
かなりうねうねと曲がり曲がって坂道を登って行く。
ここが来尾峠、広島県、北広島町の看板がある。才乙さいおと峠とは言わないみたいですね。ねっとで検索してみたが、才乙さいおと峠との表現はひとつも見つからなかった。
下りの道は木立に包まれている。森を抜け出すと、ぱっと展望が広がる。才乙さいおとの集落が見える。集落の背後には中野冠山が見えている。
緩やかな集落内を抜けて、太歳神社がある。才乙神社と表現してある地図もある。太歳神社とは、だざいさん、おおとしさんと親しまれ、年越しの神様です。
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http://sherpaland.net/bike/2015/bike-151018-kenkyo_kitao/bike-151018-kenkyo_kitao.html
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