猟師になりたい!
「猟師になりたい!」北尾トロ 信濃毎日新聞社
著者は、東京でミニ雑誌を編集出版し、モノカキでもある。
東京を脱出し、信州に移住した。
仕事の本拠は東京にあるので、妻と娘は松本に残し、金帰月来、週末は松本に帰っている。
山が近いので、猟銃を撃ってみたくなる。
狩猟免許を取った。講習通い、試験を受けるくだりなど、笑ってしまう筆のさえだ。
空気銃を買った。平日は本人は東京にいるので、松本の自宅に散弾銃、ライフル銃を置くことは危険きわまりない。
たかが空気銃なのに結構なお値段がするのだ。中古を安く手に入れた。
猟師初年度、一羽も回収できなかった。
二回ほど当たったが、半矢、傷を負ったまま逃げてしまった。
猟師がめちゃめちゃ減っているのです。
高齢者は免許を返上するし、若者が狩猟免許を受けるのは激減している。
猟友会支部で解散統合している例はなんぼでもあります。
ドキュメント風だが、エッセイです。
愉快な筆致で、読みやすいのなんの。
« このページのスクリプトでエラーが発生しました、最終対策版 | トップページ | 三つ星 »
コメント