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2015年11月 2日 (月)

虚国

「虚国」香納諒一 小学館
主人公は廃墟写真家、廃墟を写真に撮ることで始まった。
廃墟のホテルを撮影していて、崖下に死体を発見する。
親しいライターが廃墟のホテルに同行する。
そのライターが突き落とされて負傷した。
このホテルは数年前に火事で焼けて廃墟になったのだ。
どっちの事件も昔のホテル放火事件が関係している。
どの登場人物にも親和感が湧かないのですよ。
読みながら、突き放したまま事件を追っている。
大勢人物が出てくるが、読み分ける気も起きないのですよ。
読後感、あぁ、終わったな。
墟は廃墟、国、これが理解できない、国が関係してなどいないのに。

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