女神めし 佳代のキッチン2
「女神めし 佳代のキッチン2」原宏一 祥伝社
前作「佳代のキッチン」の続きです。
軽トラバンをキッチン仕様に改装して、各地を巡って調理屋を広げるお話しです。
富山県氷見、伊豆半島下田、千葉県船橋、広島県尾道、大分県佐賀関、長崎県五島、常に港町に店を出します。
それは魚市場が近いから。
一部を紹介すると、尾道篇では、造船会社をリストラされた。なかなか職がない。
無人島で塩田を開く。これは売れるかもしれない。
塩田一枚二枚を一艘二艘と数えるのだそうな。
巻末で、佳代の心の支えの松江のばあちゃんが亡くなった。肉親じゃないよ。縁あって知り合ったひと。
お話しの芯の一部分が欠けたから、「佳代のキッチン3」はもうないのじゃなかろうか。
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