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2016年1月30日 (土)

ガソリン生活

「ガソリン生活」伊坂幸太郎 朝日新聞出版
語り手は自動車なんですよ。
望月家の自家用車で、緑のデミオ、隣家の自動車はカローラ、自動車は自動車同士で話しが出来るし、人間の言葉も理解できる。
ただし、人間には自動車の言葉は伝わらない。
人間側の主人公は望月家の次男の亨、まだ小学校で10歳。
お話しの芯は、名家の奥さんが浮気をしていると噂で、週刊誌の記者たちが追いかける。
追いかけられて、トンネルの中で事故を起こして、二人とも焼死してしまう。
ダイアナ妃とパパラッチの事件と似通っている。
語り手が自動車なので、人間が自動車を離れると、次の展開がどうなるのか伝わってこない。
その間は、自動車同士の情報で欠けた部分を埋めて行く。
読み始めは、えらく乗りにくい小説だとなかなかページが進まなかったんですよ。
サブストーリーが二つほど入り込んでいて、そっちも面白い。
そのサブのお話しも、本筋と絡んでくるのです。
話しが佳境に入ると、面白いじゃないか、乗り始めると、一気読みで読み終えました。

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