「当確師」真山仁 中央公論新社
聖達磨(ひじりたつま)は当確師を名乗っている。99%の確率で候補者を当確に導くのだ。
プロローグに中小都市の市長選挙がある。ここで技を奮って期待を盛り上げる。
舞台は、日本有数の大都市、高天市の市長選挙、現職の市長は圧倒的でつけこむ余地はありそうもない。
そこへ対立候補を担ごうというのです。
当確師の出番です。
で、選挙の結果は、読む前に予想した通りの結末です。
そんなので面白いのか。面白いのです。
真山仁は「ハゲタカ」に尽きる。その後の作品は好みじゃない。
久しぶりにヒット、この「当確師」はわたしの好みのストライクゾーンです。



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