直木賞、辞退と拒絶
伊坂幸太郎の小説を読んで、作家の周辺を知りたくなります。
何度も直木賞の候補になって、結局は受賞しない。
選評で心が傷ついてしまいます。
あそこが悪い、ここが悪い、そもそも設定に無理がある、ほとんど営業妨害です(これはわたしの感想)。
今後は候補に挙げないでいただきたい。ノミネートを辞退しました。
もっと過激な人がいます。横山秀夫です。
[半落ち]で候補作に挙げられ、落ちに欠陥がある、ミステリーとしてミスがある、と受賞しませんでした。
選評で罵られ、反論します、選評には間違いがある、と今後のノミネートを拒絶します。
片や辞退、片や拒絶、やんわり言うか、切り口上か、同じことです。
選考委員は、選評を発表して自己の判断基準を示さなければなりません。
スポーツの審判は、ビデオ判定で、誤審か妥当か、即座に明らかになります。
直木賞の場合、世界観、価値観が違う人々が集まって協議するのですから、難しいことですよね。
で、冒頭の伊坂幸太郎に戻ります。
読み始めが嵌れば面白い。
[ゴールデンスランバー][グラスホッパー][ガソリン生活][マリアビートル]など
読み始めで苦しんだら、なかなか軌道に乗れません、読むのを放棄しても構いません。
選考委員も苦しんだのですから。
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