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2016年3月 8日 (火)

ある日突然40億円の借金を背負うーそれでも人生はなんとかなる。

「ある日突然40億円の借金を背負うーそれでも人生はなんとかなる。」湯澤剛 PHP
実録です。ドキュメントです。
父親が突然亡くなった。息子の湯澤剛はキリンビールで出世街道を進んでいた。
父の会社はどうなっているか。
居酒屋、牛どんの吉野家のチェーン店、水商売でいくつもの店舗を経営しています。
調べてみると、年商が20億円なのに、銀行からの借入金が40億円あった。
仕入れのつけ、回転資金など銀行以外にもたくさんあります。
会社をやめて社長になるしか他に方法はありません。
従業員の態度は悪く、すぐにやめる、と脅すのを、頭を下げて続けてもらう。
板前の代わりを雇うまで店を数日間休まなければならない。
借金返済には店を開店し続けることが第一条件なのです。
赤字の店を改装することにする。
[女性客が喜んでくれる店ではないが、女性客が来ても大丈夫な店を作る]
ターゲットを中高年のサラリーマンに絞る。
順次、借入金も返済が進んで、ついに完済に漕ぎつけた。
えらく読み易い本です。
活字が大きく、1ページの行数も少ないです。
2時間もあれば読み切ってしまいます。
借金返済に苦しむ本ではありますが、成功譚です。
めでたしめでたし、で終わらなきゃ、その通りになるところがよろしい。

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