無料ブログはココログ

« 近郷近在、三次市布野の多幸太山 | トップページ | 神という姓、仏という姓 »

2016年4月19日 (火)

ことり屋おけい探鳥双紙

「ことり屋おけい探鳥双紙」梶よう子 朝日新聞出版
新婚ほやほやなのに、亭主が帰って来なくなった。
お得意様から珍しい鳥を探すように頼まれて、信州に探しに行って、もう三年帰ってきません。
おけいはずっとことり屋を守り続けています。
ちょくちょく顔を出す客に滝沢馬琴、八丁堀同心の永瀬八重蔵、ほとんどの章に顔を出します。
各章とも、亭主が生きているのやら、死んでいるのやら、その不安が底流にあります。
最後、バッドエンドなんです。
いいや、見方によっては解放されて、ここからがスタートだとも言えます。
各章のタイトル、かごのとり、まよいどり、魂迎えの鳥、闇夜の白烏、椋鳥の親子、五位の光、うそぶき

読書メーター

広島ブログ

« 近郷近在、三次市布野の多幸太山 | トップページ | 神という姓、仏という姓 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 近郷近在、三次市布野の多幸太山 | トップページ | 神という姓、仏という姓 »

最近のトラックバック

2025年5月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31