「ことり屋おけい探鳥双紙」梶よう子 朝日新聞出版
新婚ほやほやなのに、亭主が帰って来なくなった。
お得意様から珍しい鳥を探すように頼まれて、信州に探しに行って、もう三年帰ってきません。
おけいはずっとことり屋を守り続けています。
ちょくちょく顔を出す客に滝沢馬琴、八丁堀同心の永瀬八重蔵、ほとんどの章に顔を出します。
各章とも、亭主が生きているのやら、死んでいるのやら、その不安が底流にあります。
最後、バッドエンドなんです。
いいや、見方によっては解放されて、ここからがスタートだとも言えます。
各章のタイトル、かごのとり、まよいどり、魂迎えの鳥、闇夜の白烏、椋鳥の親子、五位の光、うそぶき



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