蛮政の秋
「蛮政の秋」堂場瞬一 集英社
○○新報の新聞記者、南浩介康佑は誤報記事を書き、甲府支局に留め置かれていた。
謹慎が融けたのか、本社社会部に転勤になった。
メールが来て、内容はガセか本物か区別がつかない。
同じ内容のメールを基に、政友党の富永は国会で質問をした。
不発だった。民自党の大臣は否定した。否定したところをさらに追及する材料を持っていない。
このあたりは、民主党・偽メール事件・永田議員の事件を彷彿とさせる。
続いてのメールが来て、新報社長と民自党重鎮との密談の録音が届く。
メディア規制法、主眼は、ネット社会での統制を図る内容だった。
新聞社内部、政友党のどたばた、ここは克明に書かれていて、民自党の工作までは書かれていない。
ハッピーエンドではありません。バッドエンドです。
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