政界用語の丁寧
世間一般では、親切丁寧、使用例はこの程度に限定されます。
ところが、政界では、丁寧の本質はそこではないようです。
審議時間が80時間より100時間の方が丁寧なのです。
言葉遣いが丁寧だとか乱暴だとか、そんなアナログなことではないのです。
丁寧の測り方は、デジタルで測定されます。
なんぼ罵詈雑言を浴びせて審議しようが、ねちこくしつこく審議しようが、そこが焦点ではない。
審議時間がこれこれだから、丁寧な審議をした、そう判定されます。
丁寧が数値的に測定できるとはビックリです。
世間で言う丁寧は、どうやっても測定不能です。
せいぜい、そこそこ丁寧、うんと丁寧、そりゃもうとってもとても丁寧、こんなグレード判定です。
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