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2016年7月15日 (金)

強烈な不満

中国の外務省スポークスマンは「強烈な不満」を口にします。
前後の状況から、怒っているな、ということは伝わりますが
「ダダをこねてる」のか、詰問しているのか、本気の程度が伝わりません。

菅官房長官でもよろしい、沖縄の翁長知事でもよろしい
どちらかが、「強烈な不満」と記者会見の席で述べた、と想像してください。
日本語の文脈からは、このような言い回しは場違いに聞こえてしまいます。
英語の翻訳、フランス語の翻訳では、どのように伝わるのでしょうかね。

同種の表現で、無慈悲な懲罰を、ソウルを火の海に、おなじみのテレビ発表があります。
コケオドシ、カライバリ、見抜かれてギャグとして扱われています。
「強烈な不満」もこれと同じ道を辿っています。

薬のコマーシャルで
用法用量を守って、使い過ぎに注意しましょう、というのがあります。
もっと学習しなきゃ。

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