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2016年8月 1日 (月)

7月に読んだ本

なぜか非常に少ないのです。そんなに忙しくはなかったんだが。
何があったんだろ。
 
2016年7月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:975ページ
ナイス数:41ナイス

未来国家ブータン未来国家ブータン感想
友人が生物資源を探り出すカンパニーを立ち上げている。そこの下請けで、ブータンで有用な生物資源を探りだす仕事を請け負う。高野秀行、冒険で飯食っているだけじゃなく、地道に下請け仕事もやっているのだ。そこは高野秀行、有用な生物を探るだけじゃない、雪男探索にも精を出す。どっちかと言うと、仕事の本筋ではなく、脇道の雪男のほうに重点を置いている。内容はブータンでの道中記なんですよ。どこのムラ、どこの里と言われても、ピンと来ない。ああそうですか、と読み続けるだけ。高野秀行の一連の著作のように、ユーモアお遊びはこの本では
読了日:7月22日 著者:高野秀行

 

イスラム飲酒紀行イスラム飲酒紀行感想
著者は、冒険を旨とするルポルタージュ作家で、ドキュメントに有り勝ちなお堅い感じは全然無い。戯文といってもええくらいの軽やかさだ。イスラムの連中だって酒を飲むだろ。イスラムの国で酒を求めて突っ込んで行くお話しです。パキスタン、アフガニスタン、チュニジア、イラン、マレーシア、トルコ、シリア、ソマリランド、バングラディシュ。わたし、酒は全然ダメなので、酒飲みの気持ちが判らない。判らないけれど、応援している。入れ込んでいる。著者が身を挺して解明したこと、イスラムだって酒を飲む。禁止となっているけど、蛇の道はヘビ、
読了日:7月11日 著者:高野秀行

 

無私の日本人 (文春文庫)無私の日本人 (文春文庫)感想
磯田道史はNHKBS「英雄たちの選択」でMCをやっています。論客たちの手綱さばきが見事です。学者なのに、この篇では小説の仕立てです。発掘した古文書を論文で発表したのでは影響が限られるが、「文芸春秋」で発表し、単行本化し、文庫本化するほうがはるかに広まることです。穀田屋十三郎。仙台藩の宿場が寂れるので、大金を藩に貸す、その毎年の利息を宿場の下々にまで分配する。それによって、宿場の負担を和らげて行く。アイデアが浮かぶのは誰にでもあること、それを実現すべく行動する馬力は大したものです。他に、中根東里。大田垣連月
読了日:7月6日 著者:磯田道史

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