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2016年9月27日 (火)

エミリの小さな包丁

「エミリの小さな包丁」森沢明夫 角川書店
両親が離婚して、母親について育った。母親は男あさりが激しかった。
大きくなって母と離れた。
仕事について、うんと年上の上司と不倫して、職場で噂になって、いたたまれなくて東京を離れた。
居場所が無くて、おじいちゃんを頼った。
千葉県の漁港なのだ。
これは悲惨なお話しだな、違います、ここからは明るくなる。
近所の人はみなええ人ばっかり。パラダイスみたいなええところです。
東京から遊びに来たもとの職場の同僚、こいつは悪たれ。
毒を吐いて周囲を汚します。
再び、東京に旅立ちます。
おじいちゃんに魚の処理を習った、包丁の研ぎ方はおじいちゃんの折紙付きです。
こういうほっこりしたお話しもええもんです。
エミリの小さな包丁、エミリとはヒロインの名前、小さな包丁とは出刃包丁のことです。
もともとはおじいちゃんが使っていた。何十年も研ぎ続けて、小さな包丁になってしまったのです。
その包丁をおじいちゃんはエミリにくれた。

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