虹のふもと
「虹のふもと」堂場瞬一 講談社
川井は46歳、日本プロ野球からアメリカメージャーを10年、再び日本に帰って、今は独立リーグにいる。
その独立リーグがハワイを含む国際リーグに変身して、今はハワイの球団にいる。
離婚した妻との間に生まれた娘がオーナー補佐をしている。
堂場瞬一に「黄金の時」がある。
時代は戦前だが、父がマイナー球団にいたことが判る。
父の死後、遺品を整理して発見したのだ。
アメリカに渡って、父の足跡を探してみる。
この二つ、とてもよく似ているのですよ。
どちらもアメリカの野球に関わっている。
どちらも疎遠だった親子の関係について語っている。
読みながら、これはどこかで読んだような、これはデジャブーと言うのかしら。
終わりは、予定調和ではありません。
破壊的な終幕でもない。
物語の途中打ち切りのような感じがあるのですよ。
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