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2016年10月 9日 (日)

天下を計る

「天下を計る」岩井三四二 PHP
岩井三四二は、著作の出発が連歌師だったり、村の庄屋だったり、武士ではなく仕事師である点がユニークです。
この本では、長束正家(なつかまさいえ)、武士であるより算用者として活躍します。
長束正家は丹羽家に仕えていたが、検地の方法がユニークだったので、石田三成に発見され、豊臣家中に引き抜かれる。
算用者の腕をふるって、検地に、兵站に、冴えを見せる。
島津征伐、小田原征伐に続いて、朝鮮征伐では船の輸送に苦しむ。
最初は一万石の大名が振り出しで、関ケ原前には十二万石まで算用者としての腕を買われる。
兵站と財務の腕は優れていたが、世の中を計る目は確かではなかった。
関が原で石田方に与して負けました。
最後は切腹。

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