世界ナンバーワンの日本の小さな会社
「世界ナンバーワンの日本の小さな会社」山本聖 クロスメディアパブリッシング
普通、この種の本は優秀な企業を幾つも並べるもんです。
ベンチャーウィスキー、ソメスサドル、紹介している会社は2社だけです。
ベンチャーウィスキー、父親の会社は潰れたが、ウィスキーの樽を引き継いで、イチローズウィスキーのブランドを立ち上げて、アメリカのウィスキー専門誌で優秀の評価を勝ち取った。
野球のイチローから名前を付けたのではない。社長の名前が肥土伊知郎、ここから来ているのだ。
ソメスサドル、日本唯一の馬具メーカー、馬具だけでは市場が狭すぎる。カバンなどの皮革製品で浸透していった。
社長が染谷昇、染の鞍、社名の由来はここにあるのだ。
著者は小田急デパートのバイヤー出身、メーカーを育て、販売が軌道に乗るまでのサポートはよく知っている。
デパートを退職後、ブランドを立ち上げるコンサルタントをしている。
です、ます体の語り口で、経験談、聞き取り談なので、読み易い。
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