無料ブログはココログ

« 日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方 | トップページ | 福富ダムから、鷹ノ巣山を中心に大回り(自転車篇) »

2016年12月18日 (日)

半席

「半席」青山文平 新潮社
片岡隼人は御家人、旗本に登るのを目指している。
ただいまの職務は徒目付、徒目付から勘定方に登用されるのを目指している。
一つの役目だけでは半席で、二つの役目を果たしてこそ両席、それでこそ永代お目見えの旗本に登れるのだ。
時々、組頭の内藤雅之が妙な仕事を持ち込んでくる。
公の仕事ではなく、私的な謎の解明なのだ。
徒目付の仕事に何故はいらない。物事をありのままに明らかにすればそれでよい。
持ち込まれ仕事は何故を問うているのだ。
真面目に仕事に打ち込む一方、そのようなことも面白いと思うようになる。
無事勘定方に推挙されるかどうか。
こんな二人の短編連作です。

読書メーター

広島ブログ

« 日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方 | トップページ | 福富ダムから、鷹ノ巣山を中心に大回り(自転車篇) »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方 | トップページ | 福富ダムから、鷹ノ巣山を中心に大回り(自転車篇) »

最近のトラックバック

2023年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30