「つまをめとらば」青山文平 文芸春秋
「半席」で惚れこんだ作家です。
「つまをめとらば」直木賞受賞作品なんだそうです。知らないで読んでしまった。
雑誌連載を集めた短編集です。
どれも妻をめとるはなし。
常にハッピーエンドです。こういうのがええな。
ときおり、ちょっと辛口になって、ちょっとつらいな。するりと抜け出して最後はええお話しになります。
7篇あって、3篇は侍から町人へ直るお話し、もちろん妻女も賛成の上です。
妻以外の女とのお話しが2篇、妻とはちょっと離れたお話しが1篇。
青山文平、発見しました。贔屓にしようと思います。
必ずハッピーエンドで締めくくる、読み始めるにはここが肝心です。



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