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「七四(ナナヨン)」神家正成 宝島社
自衛隊ものです。
自衛隊ものには、有川浩、福田和代などがありますが、それらは取材して書いたもの。
著者は自衛隊出身です。細部にわたって臨場感・空気感が濃密だ。
ヒロインは警務隊の三等陸尉、防大出のちゃきちゃきです。
富士駐屯地で戦車の中で事故が起きた。
内部告発で、あれは殺人だ、とのタレコミがあります。
ざっと30年前、少年工科学校に在籍している5人がいます。
戦車隊に所属し、下士官への道を究めます。
防大を受験する道もあり、一般大学の夜間に進む道もあり、その5人のうち、一等陸佐、三等陸佐に登ったものもいます。
小説の展開は、ミステリー小説であり、スパイ小説です。
それよりも、自衛隊内部の日常や戦車での訓練など、そっちのほうが興味が深い。
七四式戦車、1974年に制式採用された、愛称は「ナナヨン」今なお主力戦車
九〇式戦車、1990年に制式採用された、愛称は「キュウマル」
一〇式戦車、2010年に制式採用された、愛称は「イチマル」
六一式戦車、1961年に制式採用された、愛称は「ロクイチ」自衛隊最初の戦車、現在は引退
Google Chrome を起こして、レンガ積みのマークから、Googleアプリ、その中のマップを選ぶと、地図が開きます。
Microsoft Edge では、地図マークをクリックすると、地図が開きます。
国内の地図では大差ありません。どっちも ZENRIN の地図に準拠しているのですからね。片やZENRIN、もう片方がZenrin
違うのは海外の地図
+-で縮尺を変えて、地図の中心を海外に移して行きます。
韓国のソウルに中心を持って行きましょう。
Google Chrome では、アルファベットとハングルの二重表記で
Microsoft Edge では、アルファベットだけの表示になっています。
台湾タイペイに地図の中心を持って行ってみましょう。
Google Chrome では、漢字(繁字)で表現してあります。
Microsoft Edge では、アルファベットが主流、漢字が補助です。
地名をピンイン(中国流の発音記号)からアルファベット化していますが、ピンインを知らないので
アルファベットから漢字(繁字)に転換できません。
香港ならどうでしょう。
台湾と同じ表現です。
大陸は?
中国本土には、行くつもりもありませんので、どうでもよろしい。
地図で、このようなことをしながら遊んでいます。
毎日、毎朝、自宅の周囲を10キロ1時間、自転車で走るのを日課にしています
その日その日の気分で、漕ぎだす方向はバラバラです
この時期、寒い、めちゃ寒い、その防寒対策は
○雨具を着ること
雨具は登山用具の基本ですが、晴の日しか行かないので、山ではほとんど着ることがありません
その雨具を自転車に転用して、常時、ここんとこ大事だから、二度言います、冬には常時、着用しています
○レッグウォーマー
上肢用・下肢用と重ね履きしています
上肢用は膝へずれ落ちるので、ずれ落ちないように安全ピンでとめています
○アームウォーマー
マラソンランナー、駅伝ランナーも使っている、腕にはめる筒状の編み物があります
レッグウォーマー・アームウォーマー、どっちもドラッグストアで買いました
風邪薬・軟膏などの棚の続きにあるので妙な気持ちです
○尻っぺた、尻回り
ここは布切れ一枚、プラス雨具だけなので直に寒さが伝わります
短いレーパンと長いレーパンを二重にはいて凌いでいます
○耳当て or 耳覆い or 耳カバー or イヤーマフラー
これがないと辛抱できません
最初は手ぬぐいだけの布一枚でしたが、これだけでは耐えられません
○掌、指
手袋しています
内側に選挙運動用の綿の白手袋、外側に普通の手袋、この二枚重ねだけでは風が通り抜けていきます
白手袋と手袋の間に、水仕事用のゴム手袋を挟んでいます、三枚重ねです
ゴム手袋は風の通り抜けを遮断してくれるし、手首の上までカバーしてくれます
○腹・胸などの胴体部分
雨具だけでじゅうぶんのようです、必要を感じていません
プリンターに紙が詰まってどうやっても取り出せません
修理に出しました
保証期間内ということで、メーカー修理となりました
帰ってきました
新品交換で帰ってきました
ま、ユーザーとしてはそれでええんだけどね
紙が詰まることはよくあることでしょ
修理の手間をかけずに新品と換えてしまうとは、それでええのかねぇ
そんなやり方はエコじゃないと思うし
紙詰まり程度のことが、新品交換するほどの致命的な故障とは到底思えないんですがね
↑ここんとこ重要だから、何度も繰り返して、声高く叫びたいです、おかしいよ
いつもプリンターの故障で思うことなんですが
毎回、インクカートリッジを交換した時に故障するんです
プリンターあるあるのトップ項目ですね
「闘うもやし」飯塚雅俊 講談社
サブタイトルに、 食のグローバリズムに敢然と立ち向かうある生産者の奮闘記
著者の肩書は、埼玉県・深谷のもやし屋
父がもやしの製造を始めた。
最初は儲かっていた。
ミャンマーのブラックマッペを使ってもやしを作っていた。
中国産の緑豆を使ってエチレン(ホルモン剤)で太いもやし苗を作るのが一般的になってきた。
それ以前は、もやしはワンパック30円から40円で売られていた。
値崩れして、18円でスーパーで売られるようになってきた。
その風潮には乗らずにいたら、次々と取引先を失ってきた。
父が脳梗塞で倒れ、社長を引き継ぐと、1億2千万の借金があるのがわかった。
そこからは家族経営、細々と家業を続けて行くのが精一杯だった。
遂には、目玉セールに使われて、9円で売っているのも現れた。
地産地消、埼玉産地の豆を使ってもやしを作り始めた。味で勝負。
評判を呼んで、某デパートでワンパック150円で売り出した。売れております。
地元深谷で、日本最大のスーパーの深谷店で、通常価格で売り始めた。売れております。
まだ大きな売り上げには至らないが、希望が湧いてきた。ここに方向がある。
読みたい本があります
もともと出版社は、街の本屋では取り扱ってもらえないと判断したのでしょう、アマゾンに全面委託しました
アマゾンで注文すると
○Kindle版なら\1,080
○オンデマンド(ペーパーバック)なら\1,987
○Kindle版なら Amazon Kindle という端末が必要で、\8,980 プライム会員限定価格\4,980
どうしたもんかなぁ
端末に初期投資するか、どうするか
まぁ、端末を買ったとしましょう
ネットでダウンロードして、その都度本を買うのに、一冊一冊が高いような気がするのだが、どう思います?
紙代、印刷代、運賃などがかからないのに、この値段ですか
一般的に、ソフト商品は、店でパッケージ版を買うより、ネットでダウンロード版を買うのが安い
そんな具合にいかないのかなぁ
○オンデマンド(ペーパーバック)とは何のこと?
本をカラーコピーして簡易製本したものだそうです
オーダーがあってプリントするから、見込み生産ではなく受注生産、作り過ぎのリスクはない
大量生産なら安くなるが、一品生産だから高くなる、そういうものなのだそうな
どうしたもんじゃろのぉ
どっちを選んでも、アマゾンだけの専売で、本屋でお取り寄せなどできないのですよ
「江戸を造った男」伊東潤 朝日新聞社
ビジネス小説です。
河村瑞賢の一代記です。
河村瑞賢とは晩年の名前で、ここでは河村屋七兵衛という名前で出てきます。
江戸で三分の二が焼ける大火があった。これを機に木曾へ行って材木を買い占めた。
保科正之や老中の稲葉美濃守の知己を得て、東北の天領の米の輸送を命じられた。
奥州から房総沖を経て江戸湾に入る東回り航路
出羽から関門海峡を経て瀬戸内海に入る西廻り航路を開発した。
その後、越後の治水、淀川大和川の治水に尽力する。
越後と会津の国境で銀山を開発する。
こういうのは政商と言うのですがね、役人側の登場人物を少なくして、庄屋、民百姓との交流を書き込んでいる。
政商と言う印象はありません。
理想の商人像を描き出しています。
いや、面白かった。文句なしに面白かったです。
「鬼はもとより」青山文平 徳間書店
藩札のお話しです。
ある藩で藩札を出して藩政を立て直すことを計画した。
藩札は軌道に乗って、藩の財政を潤した。
飢饉が発生して、家老は藩札の濫発を命じた。
藩財政の規律を守るため、藩札の版木を抱えて脱藩した。
その後、やはり藩札の濫発を強行して、一揆を招き、藩は改易となった。
ここまでが前半、これから後半。
脱藩して江戸に出て、藩札の板行指南として名が知られるようになった。
東北の小藩で、藩札の発行の手ほどきを依頼された。
ここからが「鬼はもとより」の題名が解き明かされます。
藩はむちゃくちゃ貧しい。
藩財政を変えるには、藩札だけでは足りない、藩の祖法から変えねばならない。
鬼となってやり遂げるお話しです。
おや、経済小説か。
藩財政を語り、藩の政治を語っているようにみえて、根幹は、武士のありようを語っているお話しです。
「かけおちる」青山文平 文芸春秋
阿部重秀は柳原藩の未だ郡役所の下僚に過ぎなかった。
門閥の娘を娶った。
過去に不義を働いた、と噂のある娘だった。
娘が生まれたが、それをおいて、某世話方と一緒に欠け落ちしてしまった。
めがたき討ちを果たして戻って来た。
その後は順調に出世して、執政の地位にいる。
鮭の遡上を引き込んで、藩の財政の助けになる目途も立ってきた。
巻末のあたりで、あの欠け落ちには、別の意味があったのだと告白される。
欠け落ちについては、出し抜けな感じはあるが、藩の財政について、藩上層部の行動・考え方について、大きく納得が行く。
欠け落ちなど、生々しいことを語りながら、きわめてサラサラとお話しが運んで行く。
武士が武士らしく生きていくには、これを語るには、硬い筆致でなければならん、のだろうなぁ。
天空の蜂 (講談社文庫)の感想
31年前に出版されたんですよ。30年前でもただいま現在でも、シチュエーションは全然変わらないじゃないか。錦重工業小牧工場から軍用ヘリコプターが盗まれる。そのへり、福井県の高速増殖炉「新陽」の真上で停止した。日本政府に脅迫が届く。全部の原子力発電所を破壊せよ。破壊しなければヘリを原子炉に落とす。ここの原子炉だけ炉心がヘリウムで包まれている。他の原発は軽水炉で炉心が水に包まれている。他の原発は破壊しても水に包まれているが、「新陽」は外殻が破れるとヘリウムが放出して暴走が始まるのだ。「新陽」とは「もんじゅ」の
読了日:12月31日 著者:東野圭吾
マウスのポインターがどこへ行ったのか行方不明になることが何度もあります。
Ctrl キーをトントンと叩いていれば、どこかで波紋が湧き出しますが
これでは遅い、数秒経過してからやっと姿をあらわす。即座に反応してほしいのですよ。
マウスの設定を変更しました。
コントロールパネル→マウス→マウスのプロパティ→ポインターオプション→表示:マウスの軌跡を表示する
ここにチェックを入れる
これで、マウスの軌跡が断続的に表示されます。
マウスが行方不明だとイライラすることもなくなります。
でも、たぶん、メモリーソースを消費するので、どこかにシワ寄せが来ているのかもしれません。
これで使い易くなったと思うでしょ。
それがね、そんなに使い易くはない。
箒の尻尾が残っていて、あれば邪魔だし、なければ見つけられないし、わがままなことを言うようですがね。
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