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2017年1月 1日 (日)

12月に読んだ本

2016年12月の読書メーター 読んだ本の数:8冊 読んだページ数:2497ページ ナイス数:51

 

天空の蜂 (講談社文庫)天空の蜂 (講談社文庫)感想 31年前に出版されたんですよ。30年前でもただいま現在でも、シチュエーションは全然変わらないじゃないか。錦重工業小牧工場から軍用ヘリコプターが盗まれる。そのへり、福井県の高速増殖炉「新陽」の真上で停止した。日本政府に脅迫が届く。全部の原子力発電所を破壊せよ。破壊しなければヘリを原子炉に落とす。ここの原子炉だけ炉心がヘリウムで包まれている。他の原発は軽水炉で炉心が水に包まれている。他の原発は破壊しても水に包まれているが、「新陽」は外殻が破れるとヘリウムが放出して暴走が始まるのだ。「新陽」とは「もんじゅ」の 読了日:12月31日 著者:東野圭吾

 

白樫の樹の下で白樫の樹の下で感想 武芸もの、剣術ものでした。御家人で小普請組の身分、南割下水に住まいしている。若侍の三人は佐和山道場の門弟で、常に三人で形稽古を続けている。錬尚館という違う道場で、道場破りが現れたとき、門弟として立ち会う、助太刀を請け負っている。ただし、負けてはならぬ、勝ってもならぬ、相手が身を引くように仕向けよ、あしらえよ。世情、辻切りが横行している。めったやたらに切り刻むので、大膾と名前が付けられている。要は、辻切りを退治するお話しなんですよ。なるほど、青山文平、武術ものも得意とするのだ。こういう抑えた青春ものもええな 読了日:12月28日 著者:青山文平

 

つまをめとらばつまをめとらば感想 「半席」で惚れこんだ作家です。「つまをめとらば」直木賞受賞作品。知らないで読んでしまった。雑誌連載を集めた短編集です。どれも妻をめとるはなし。常にハッピーエンドです。こういうのがええな。ときおり、ちょっと辛口になって、ちょっとつらいな。するりと抜け出して最後はええお話しになります。7篇あって、2篇は侍から町人へ直るお話し、もちろん妻女も賛成の上です。妻以外の女とのお話しが2篇、妻とはちょっと離れたお話しが1篇。青山文平、発見しました。贔屓にしようと思います。必ずハッピーエンドで締めくくる、ここが肝心です。 読了日:12月27日 著者:青山文平

 

火災調査官火災調査官感想 福田和代は自衛隊ものが多い印象です。そう言えば、刑事ものもあったよなぁ。制服シリーズの延長で、今度は消防署です。花形の消防士ではない、地味な火災調査官のお話しです。連続火災が続いて、これはどうやら意図を持っての放火らしい。放火を食い止めるため頑張るお話しです。やっぱり自衛隊ものと比べると、迫力に欠けるなぁ。それもしょうがないか、火災と直接向き合う消防士が主人公じゃないもの。火災の原因を追究する後方支援だからねぇ。 読了日:12月20日 著者:福田和代

 

半席半席感想 片岡隼人は御家人、旗本に登るのを目指している。ただいまの職務は徒目付、徒目付から勘定方に登用されるのを目指している。一つの役目だけでは半席で、二つの役目を果たしてこそ両席、それでこそ永代お目見えの旗本に登れるのだ。時々、組頭の内藤雅之が妙な仕事を持ち込んでくる。公の仕事ではなく、私的な謎の解明なのだ。徒目付の仕事に何故はいらない。物事をありのままに明らかにすればそれでよい。持ち込まれ仕事は何故を問うているのだ。真面目に仕事に打ち込む一方、そのようなことも面白いと思うようになる。無事勘定方に推挙されるか否か 読了日:12月18日 著者:青山文平

 

日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方感想 筆者は EC studio の代表取締役です。扉に書いています。会社に電話がない。顧客に会わない。上司は怒らない。10連休が年4回。全社員に iPhon を支給。それでも、売上が毎年140~200%で成長。そんな社員満足度日本一。そんな”非常識で、楽しい会社”ECスタジオの秘密を、本書ですべて明かします。検索してみると、ECスタジオという会社があるからには存在するんでしょうね。全然知らなかった。読んでみると、扉に書いてあることはほんとのようです。確かに、扉に述べていることを丹念に解きほぐして書いてあります 読了日:12月17日 著者:山本敏行

 

クール・ジャパン 世界が買いたがる日本クール・ジャパン 世界が買いたがる日本感想 クールジャパンとはもっと広範囲なものを語っているのだと思って読み始めました。違った。工業製品とか日本の伝統などを語るものではありませんでした。アニメであり、キャラクターの商品展開であり、こういうのをコンテンツ産業と括るのだそうです。日本のコンテンツに触れて、世界の若者は自分がオタクであることを発見する、自認する。オタクとはワールドワイドな存在です。なるほど、そうか、と膝を打つことなく読み終えました。なんだかなぁ、自分のハタケだけで語っているような気がする。著者は、デジタルハリウッドの学校長であり、学長であ 読了日:12月7日 著者:杉山知之

 

我ら荒野の七重奏我ら荒野の七重奏感想 市立中学校の吹奏楽部の親の会のどたばたです。吹奏楽部の我が子が可愛い。その中で、極端にエゴイストで強力なゴリ押し派と平凡な派とがいます。そこでゴリ押し派に対抗するには智慧と勇気が必要になってきます。親の会のやることのと言ったら、まぁこまごまといろいろあること。イベントに向けて、やらなきゃいけないことがなんぼでもあるんですね。だんだんと混乱が深まり、結束が固くなるのが見て取れるでしょ。ゴリ押し派のエゴイストぶりはグイグイ書き込んで、えげつなくて嫌になるほど。合理主義のヒロインが旧来の慣習をズバズバ切って簡略 読了日:12月6日 著者:加納朋子

 

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