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2017年2月 1日 (水)

1月に読んだ本

1月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:2290ナイス数:58教場2教場2感想ノンキャリア、普通の警官は、大学卒で6ヶ月の学校生活を送る。それが教場。前作「教場」では、情け容赦なく退校処分にするので、理不尽だと、読むのが嫌になった。本作では、警官に向いていない者はそれを覚らせること、警察に向いていない者を排除すること、そこが納得いくように書いてある。六話の構成で、主人公は教官だったり、助教だったり、教場の生徒のだれかれだったり。各話の主人公だったり、脇役だったり、印象に残る生徒と印象の薄い生徒がいる。前作「教場」で悪印象を受けた読者も、今度の「教場2」落ち着いて読み進められます。読了日:01月27日 著者:長岡 弘樹

 

七四(ナナヨン) (『このミス』大賞シリーズ)七四(ナナヨン) (『このミス』大賞シリーズ)感想自衛隊ものです。自衛隊ものには、有川浩、福田和代などがありますが、それらは取材して書いたもの。著者は自衛隊出身です。細部にわたって臨場感・空気感が濃密だ。ヒロインは警務隊の三等陸尉、防大出のちゃきちゃきです。富士駐屯地で戦車の中で事故が起きた。内部告発で、あれは殺人だ、とのタレコミがあります。ざっと30年前、少年工科学校に在籍している5人がいます。戦車隊に所属し、下士官への道を究めます。防大を受験する道もあり、一般大学の夜間に進む道もあり、その5人のうち、一等陸佐、三等陸佐に登ったものもいます。読了日:01月23日 著者:神家 正成

 

すごいお母さん、EUの大統領に会うすごいお母さん、EUの大統領に会う感想著者略歴によると、1954年生まれ、現在63歳。香川県丸亀市在住で三児の母、夫は歯科医。40代で岡山大学院に入学、フランス語を学ぶ。フランスに留学中に、ジャパンエキスポで讃岐うどんを出展しよう。実現する。香川県でインバウンド事業を起こそう。四国夢中人というNPOを立ち上げる。フランス語圏からブロガーなどの有力者を招待して四国の紹介に努める。ベルギー在住(ベルギーはフランス語)の俳句の有名人の俳句を製本する。EUの大統領に献上したいと申し出て、招待を受ける。これが題名の「すごいお母さん、EUの大統領に会う」読了日:01月12日 著者:尾崎 美恵

 

闘うもやし 食のグローバリズムに敢然と立ち向かうある生産者の奮闘記闘うもやし 食のグローバリズムに敢然と立ち向かうある生産者の奮闘記感想著者の肩書は、埼玉県・深谷のもやし屋。父がもやしの製造を始めた。最初は儲かっていた。ミャンマーのブラックマッペを使ってもやしを作っていた。中国産の緑豆を使ってエチレンで太いもやし苗を作るのが一般的になってきた。その風潮には乗らずにいたら、次々と取引先を失ってきた。父が脳梗塞で倒れ、社長を引き継ぐと、1億2千万の借金があるのがわかった。そこからは家族経営、細々と家業を続けて行くのが精一杯だった。地産地消、埼玉産地の豆を使ってもやしを作り始めた。まだ大きな売り上げには至らないが、希望が湧いてきた。方向がある。読了日:01月08日 著者:飯塚 雅俊

 

江戸を造った男江戸を造った男感想ビジネス小説です。河村瑞賢の一代記です。河村瑞賢とは晩年の名前で、ここでは河村屋七兵衛という名前で出てきます。江戸で三分の二が焼ける大火があった。これを機に木曾へ行って材木を買い占めた。保科正之や老中の稲葉美濃守の知己を得て、東北の天領の米の輸送を命じられた。奥州から房総沖を経て江戸湾に入る東回り航路、出羽から関門海峡を経て瀬戸内海に入る西廻り航路を開発した。その後、越後の治水、淀川大和川の治水に尽力する。越後と会津の国境で銀山を開発する。役人側の登場人物を少なくして、庄屋、民百姓との交流を書き込んでいる読了日:01月04日 著者:伊東潤

 

鬼はもとより (文芸書)鬼はもとより (文芸書)感想ある藩で藩札を出して藩政を立て直すことを計画した。藩札は軌道に乗って、藩の財政を潤した。飢饉が発生して、家老は藩札の濫発を命じた。藩財政の規律を守るため、藩札の版木を抱えて脱藩した。やはり藩札の濫発を強行して、一揆を招き、藩は改易となった。ここまでが前半、これから後半。脱藩して江戸に出て、藩札の板行指南として名が知られるようになった。東北の小藩で、藩札の発行の手ほどきを依頼された。ここからが「鬼はもとより」の題名が解き明かされます。藩はむちゃくちゃ貧しい。藩財政を変えるには、藩札だけでは足りない、藩の祖法読了日:01月03日 著者:青山 文平

 

かけおちるかけおちる感想阿部重秀は柳原藩の未だ郡役所の下僚に過ぎなかった。門閥の娘を娶った。過去に不義を働いたと噂のある娘だった。娘が生まれたがそれをおいて、某世話方と一緒に欠け落ちしてしまった。めがたき討ちを果たして戻って来た。その後は順調に出世して、執政の地位にいる。鮭の遡上を引き込んで、藩の財政の助けになる目途も立ってきた。巻末のあたりで、あの欠け落ちには、別の意味があったのだと告白される。欠け落ちについては、出し抜けな感じはあるが、藩の財政について、藩上層部の行動・考え方について、大きく納得が行く。欠け落ちなど、生々しい読了日:01月02日 著者:青山 文平

 

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