「墓標なき街」逢坂剛 集英社
百舌シリーズなんですがね、序章が1981年に出版されています。
それから数えて、2015年の出版、「墓標なき街」で7作目。
その間、34年、シリーズ全部読んでいます。
最初のころがどんなお話しか、もう忘れてしまった。
どうやら百舌が生きているらしい。
首の後ろのぼんのくぼを千枚通しで突き刺して殺す手口です。
北朝鮮へ武器輸出する、兵器をパーツばらばらに輸出して某国で組み立てる、そんな事件を追っています。
登場人物は多いのに、一人一人、これは誰と判る書き分けにしてある。
描写の腕は達者です。
終幕は、これで終わる気配がない。
さらに続編がある臭いを醸してページが終わっています。



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