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2017年2月 3日 (金)

がん消滅の罠 完全寛解の謎

「がん消滅の罠 完全寛解の謎」岩木一麻 宝島社
著者は医師ではなくパラメディカルの経歴がある。
病院勤務の経験が深く、がん治療の手法について描写が細かい。
浦安沿岸医療センターという病院がある。
そこではがん患者の治癒率が高いと評判が高い。
日本がんセンターに勤務する医師がいる。
浦安センターに患者を紹介した。
高校の同級生に損保会社勤務のものがいる。
送られたがん患者のがんの症状が消えたと教えられる。
がん保険で、リビングニーズ特約が付いている。
がんで死ぬ前に、生きているうちに保険金を支払う方式なのだ。
浦安沿岸医療センターでは、保険金を支払ったのに、がんが消えた患者が三人もいる。
不思議だ、と相談される。
殺人事件ではない、活人事件なんですよ。
ただね、一連の事件の動機が納得いかない。
もひとつ、登場人物の性別がよく判らない。男のつもりで読んでいたら、女らしいと気が付いたり、性別無視でお話しが展開していたり。
ストーリーを追うのは横へ置いて、がん情報、病院情報を得るつもりで読むと、とても興味深いです。
医者の世界では、完治とは言わないようです。
題名の一部にある寛解、部分寛解、完全寛解と言うようです。

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