潮騒のアニマ 法医昆虫学捜査官
「潮騒のアニマ 法医昆虫学捜査官」川瀬七緒 講談社
大学の研究室で法医昆虫学の講座を持っていて、警視庁の臨時雇いの捜査官も兼ねている。
シリーズの毎回、昆虫のみならず甲殻類まで捜査の道具になる。
今回は、アリ、海外渡来生物のアリ、繁殖すれば生物界の安定が乱れる。
ここは伊豆七島の某島、ここでミイラの死体が発見される。
死体にアリの死骸があるのを学者が発見する。
そこからたどって、犯行現場を突き止め、さらに5体のミイラを発見する。
お話しの筋立てはミステリーです。
筋立てはどうでもよろしい、普通にあるお話しです。
法医昆虫学、目の付け所が面白い、学者のキャラクターもよろしい。
法医昆虫学で、この先もっとシリーズを展開してほしいもんです。
« 全部舗装路、東広島福富町の虚空蔵山 | トップページ | 北朝鮮は何故日本のEEZに »
コメント