ほぼ ほぼほぼ
ますます、まあまあ、よしよし、のように、語調を強める、整えるために、言葉を重ねることがあります。
ほぼ、が、ほぼほぼ、という姿で現れるようになりました。
検索してみると、ほぼほぼ、が気持ちが悪い、との発言・相談が2011年ごろから見られるようになりました。
三省堂の2016年の新語大賞に、ほぼほぼ、が一位と発表されました。
違和感を持ちながら、世間の流れを見ていましたが
稀勢の里の優勝、ついこの前の春場所での優勝です。
その優勝インタビューで、ほぼほぼ、が稀勢の里の口から出ました。
傷の具合を聞かれて、ほぼほぼ、なんたらかんたら、との内容だったと思います。
いやぁ、天下の横綱が、ほぼほぼ、と言ぅてしもぅたか、これで一挙に認知は広がるな。
ほぼほぼ、に異議あり、と言いたいところですが、大勢には抗しきれませんね。
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