「京都ぎらい」井上章一 朝日新書
書評で評判でしたので期待して読みました。予想を上回る猛烈ぶりでした。
著者は嵯峨で育ち、結婚後は宇治に住まいしている。
洛中洛外の差別はきっぱりとしていて、洛外者が京都の人を名乗るなと拒絶されている。
杉本秀太郎氏、梅棹忠夫氏からの皮肉とも揶揄とも言えるものを浴びたことも書いてある。
物書きをからかうもんじゃないよ、何十年後かに仕返しされることもあると考えとかなきゃ。
京都府民であっても京都市民ではないときっぱり決別宣言している。
ヒエラルキーから抜ければ、そりゃぁ清々することでしょうね。



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