台湾、基隆(キールン)、東海岸を行く
海岸線を行くようになり、海岸の水際は山の崖になる。道路は山と海岸との狭い範囲に敷設されている。
地図事情はグーグルマップを頼るしかデータがないのですよ。瑞浜のあたりで高速道路が繋がっている。出口付近の危険度は?グーグルマップを拡大しても、ストリートビューを見ても判断が付かない。
予想されることは、インターチェンジ付近では自転車で横断できない、早めに下の道を横断しておく必要がある。
幸い、そんなに交通事情は頻繁ではない。自動車の切れ目を狙って道を横断する。
海浜隧道を突き抜ける。海の浜という美辞言葉ではなく、海浜という地名があるみたい。
走っているうち、なんだか凄い工場廃墟が見えている。金鉱の精錬所跡のようだ。この山の上に、九分と金瓜石の二つの金鉱山があって、掘り出した鉱石をここで金に精錬していたのだそうな。
さらに進もう。山側に、交通部観光局東北角海岸国家風景区というモニュメントがある。洞門がある。山側と地面と天井の三面をコンクリートで覆って、海側に格子状の窓が開いているトンネルのこと。
ちょっともう、さっきからフラフラしてきているのだよ。熱中症になりそう。片目それぞれつぶると、視野が微妙に違っている。
このあたりは南雅奇石という地名のようで、海岸は岩浜で、釣り人が何人も釣竿を垂らしている。
もう少し進めば鼻頭角の岬なのだが、熱中症の惧れもあるし、時計と相談すると、帰るまでに日が暮れてしまうかもしれない。えい、ここで引き返そう。
断念した方向、やって来た方向、それぞれを記念写真に収める。実のところ、ここで打ち切って正解でした。体力的、時間的に、これ以上進むのは無理だったみたい。
海岸の岩場を眺めながら、洗濯板をを眺めながら、引き返して行く。
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