「家康の遠き道」岩井三四二 光文社
徳川家康の、関ケ原以後、江戸幕府を開いて以降、大坂冬の陣夏の陣までの物語です。
最初は、ポルトガル、イスパニア、オランダ、イギリスなどの商船のお話しです。
おや、貿易のお話し、キリシタン問題のお話しか、と読み始めますが、そこは長いマクラでした。
そこからはよく知ったお話しが繰り出されるが、マクラのほうがはるかに面白い。
イギリス船から艦載の大砲を買うことに集約します。
これが大阪城に遠距離から撃ち込む城崩しの大砲です。
豊臣家が屈して、臣下に直るならそれもよし、あえて楯突くなら滅ぼすまでよ。
豊臣つぶしと家康の寿命との競争です。



« ホテルの予約ができないわけ |
トップページ
| PCの音を失った、取り戻した »
« ホテルの予約ができないわけ |
トップページ
| PCの音を失った、取り戻した »
コメント