どれ どれどれ
どれ、見せてごらん
どれどれ、お父さんがやってみよう
品詞の分類上では感動詞となっています
機能的には役割語と言ってええでしょう
こう発すれば、次に係る言葉はこれと決まっています
一体、いつの時代から使い始めたのか
万葉集にはあるか、とてもあるとは思えない
源氏物語、枕草子にはあるか、あるような気がしない
江戸時代の井原西鶴、十返舎一九、このあたりなら、あってもおかしくない
夏目漱石、使っていても全然不思議じゃない
室町時代の狂言で、頼もう、どぉれ、こういうの、あったような気がします
どれ どれどれと、どぉれとは、近縁関係にあるように思うのですがね
和歌や書き言葉ではなくて、ちまたで話されている言葉を収録したのは、この時代からかな
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