「サーベル警視庁」今野敏 角川春樹事務所
日露戦争当時の警視庁です。
人が殺されていました。殺されたのは帝大文科大学の教員のようです。
さらに、陸軍の高級士官も殺された。
また殺しがあって、富山の薬売りが殺された。
警視庁の上司・同僚・下僚、大勢出てくるが、口調・話し方で誰がしゃべっているか判る。
うまいこと書き分けています。
黒猫先生という名で夏目漱石がでてきたり、新選組隊長の斎藤一、元老の山縣有朋も出て来る。
明治の当時は、警察は内務省に管轄され、内務省は元老の山縣有朋の影響下にあり、山縣は軍隊にも影響を及ぼしていました。
そういう背景にこの小説はあります。



« 記録的短時間大雨情報 |
トップページ
| 民進党はこうしたらええ »
« 記録的短時間大雨情報 |
トップページ
| 民進党はこうしたらええ »
コメント