屋根をかける人
「屋根をかける人」門井慶喜 角川書店
メンソレータムと近江兄弟社の創始者、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ、メレルさんで通っています。
日露戦争当時、メレルはアメリカから、キリスト教の伝道者として日本に来た。
宣教師ではないのだよ。
最初の赴任地は滋賀県の近江八幡、メレルはここに根を下ろすことになるのだ。
最初は建築から名を上げ始めた。
アメリカで寄付を募るにあたって、MENTHOLATUMの販売権を手に入れた。
最初は輸入して、次には、日本に工場を建てて、販売するようになった。
(注)メンソレータム、近年に倒産してからはメンターム
結婚してからは日本に帰化した。
順風満帆の一生のように思えるでしょ。そうでもないのだよ。
戦争中、戦後、GHQと皇室との仲介の労を取った。
« 無線LANに深刻な欠陥 | トップページ | 全家 ファミリーマート »
コメント