「秋霜」葉室麟 祥伝社
豊後羽根藩四作目、藤沢周平の海坂藩ほどのシリーズではないが、豊後羽根藩はひときわ目立っている。
「春雷」で、君主抗命譚、ぼんくらの領主を隠居に追い込んだ。その続編です。
幕府から巡見使が査察に来る。
巡見使が来る前に、前藩主の隠居は邪魔者の欅屋敷の一掃を図る。
一方、家老は前藩主の隠居の抹殺を図る。
思惑が食い違っていて、攻める側、守る側の攻防があわただしい。
家老に歯向かう、上司に歯向かうのはよくあることだが、君主に歯向かうのはなかなかないことだよ。



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