無料ブログはココログ

« 固定電話、家電 | トップページ | サイコンの間違い »

2017年10月31日 (火)

連鶴

「連鶴」梶よう子 祥伝社
れんづると読みます。一枚の紙に切れ込みを入れて、何羽もの鶴を連ねて折る折り鶴のことです。
幕末の桑名藩、会津藩は京都守護職、桑名藩は京都所司代、両藩は連携して京都警備に付きました。
会津藩については多くの小説が書いてあるが、桑名藩についてはほとんど語られることがない。
梶よう子が小説に書きました。
兄は佐幕、弟は勤皇に付いて、別々の道を行きます。
大政奉還後の、鳥羽伏見の戦いのちょっと前から、戦いに負けるまでのわずかな期間のことです。
梶よう子は、浮世絵の世界、長屋の裏店、こんな世界を得意にしています。
武家のお話しを取り上げたのは最初のことです。
庶民の世界のことと同様に、藩論の政治向きのこと、武士の意地など、見事に描いています。
武士の世界は大勢の小説家が執筆しています。
市井のこと、そっちのほうがマーケットが広がると思うんですがね。

読書メーター

広島ブログ

« 固定電話、家電 | トップページ | サイコンの間違い »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 固定電話、家電 | トップページ | サイコンの間違い »

最近のトラックバック

2024年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31