三鬼 三島屋変調百物語四之続
「三鬼 三島屋変調百物語四之続」宮部みゆき 日本経済新聞出版社
[おそろし][あんじゅう][泣き童子]に続く四作目。
[迷いの旅籠][食客ひだる神][三鬼][おくらさま]を収録してある。
夜中に読み続けられなくなるほど、怖くて、怖くて、そういうものではなく
抑えた書き方でお話しを進めている。
おちかは三島屋の姪で、女中に混じって立ち働いているが、おじから命じられた役目がある。
それは、黒白の間で、お客からそれぞれの不思議なお話しを聞くこと。
話して話し捨て、聞いて聞き捨て、他へは漏らしません。
四作目にして、おちかの身の上に変化があるかも。
恋が芽生えるかもしれません。
次作、五作目では、シチュエーションが一変しているかも。
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