「銀の猫」朝井まかて 文芸春秋
鳩屋という口入れ屋でお咲は働いています。どの篇もお咲が主人公。
介抱人ということで、年寄りの面倒を見るのが仕事です。
短編集です。読んでいてかなり辛いよ。
年寄りは臭くて汚くて自分勝手ばっかり。
この仕事は給金がよいから働いているのです。
母親にも恵まれていない。身勝手な親です。
そんなに嫌なら読まなきゃええのに。
それがねぇ、気になって仕方がないのですよ。
突き放して本を閉じたいのだが、この先はどうなるのだろう。
なんとも、気の揉める読み方になってしまいました。
なんとも、突き放したような終わり方だが、これでええのだろうね。



« 今、そこにある危機 |
トップページ
| 秋霜 »
« 今、そこにある危機 |
トップページ
| 秋霜 »
コメント