脇坂副署長の長い一日
「脇坂副署長の長い一日」真保祐一 集英社
副署長の娘が夫と夫婦喧嘩して里帰りした。
帰ってみると、母親はいない、弟もいない。二人とも慌ただしく出て行った形跡がある。
一方、署ではバイク事故の連絡があった。被害者加害者は不明。どうやら署員が関係しているらしい。
夜が明けると、某タレントの一日署長のイベントがある。
タレコミがあって、車内に薬物が置いてある、探してみるとそれらしいものがみつかる。
署長は一日署長のタレントにべったり付いている。タレント警備に署員が大勢引き抜かれている。
マスコミに内緒で、署員の不祥事、タレントの不祥事を捜査しなきゃならない。
副署長、大活躍です。
伏流に、県警の派閥争いがあり、相手の派閥を引き落とすため、事件が起きたのだと明らかになってきます。
一昼夜のうちに、事件の解明が進んで行きます。
読みながら、あれよあれよの展開に付いて行くのがやっとです。
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