無料ブログはココログ

« 忖度(そんたく)と斟酌(しんしゃく) | トップページ | 軽トラのサイドミラー »

2018年1月 5日 (金)

信長私記

「信長私記」花村萬月 講談社
古書に「信長公記(しんちょうこうき)」があります。そこで「信長私記(しんちょうしき)」の題名なのかな。
信長の少年後期から弟を殺して覇を建てる時期までのことです。
母から疎まれていること、愛されていないことが底流にあります。
うつけを装ったのも敵味方を見分けるため、斉藤道三と面会して以来、うつけを装うことは放棄します。
山落(やまおとし)で藤吉郎と顔を合わせます。
「太閤私記」がその後執筆されますが、キャラクターはそのまま引き継いでいます。
信長はマザーコンプレックスだった、のだろうなぁ。
本の小口、背中以外の紙の断面が赤く染色されている。装丁が異様なので、内容も異様なのかと警戒したが、そうでもなかった。

読書メーター

広島ブログ

« 忖度(そんたく)と斟酌(しんしゃく) | トップページ | 軽トラのサイドミラー »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 忖度(そんたく)と斟酌(しんしゃく) | トップページ | 軽トラのサイドミラー »

最近のトラックバック

2023年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31