「ハゲタカ2.5 ハーディ(下)」真山仁 講談社文庫
ハゲタカのヒーローの鷲津政彦は姿を現しません。
この本でのヒロインは松平貴子、ミカドホテルを取り戻すのに執念を燃やしています。
ミカドホテルの持ち主はリゾルテ・ドウ・ビーナス。
ビーナスのオーナーが急死して、経営陣は混乱の極みにある。
筆者はどの登場人物にも愛情を注いでいない。
非常に機能的にストーリーが展開して行く。
魅力的な人物がいないので、読み手としても感情移入しようもない。
読み終わりましたが、まぁ、ハッピーエンドなんでしょうね。それにしても、めでたしめでたし感は全然ありませんがね。



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