テーラー伊三郎
「テーラー伊三郎」川瀬七緒 角川書店
主人公、高校生津田海色(アクアマリン)
副主人公、テーラー伊三郎
あれ、主人公、副主人公は逆かな。
アクアマリンの母はエロ漫画家で、アクアマリンは背景を描かされている。
アクアマリンは古いテーラーの店の中にコルセットがマネキン台に飾ってあるのを見つけた。
解る。西洋貴族の漫画の背景を描いているので、このコルセットが忠実に再現されているのが解る。
このコルセットを一着だけ置くのではなく、何着も店頭に飾ることを提案する。
ここからは怒涛の展開です。
写真店、美容院、医者、刺繍職人、みんな老人ばっかり、応援を頼んで突き進む。
何を突き進むの。コルセット革命軍だ。
結果、ハッピーエンド。
川瀬七緒、日ごろは法医昆虫学捜査官のシリーズを書いているが、これは毛色が違う。はちゃめちゃな展開で、書いている著者自身も楽しそうです。
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